女性の活躍が期待される時代
火曜日, 3月 22nd, 2016国会議員や上場企業の役員の女性を増やすため、一定割合にする数値目標が設定されるようです。先進国の一部では、このような女性のクオータ制度が実際に機能しているところもあります。
本来、男女関係なく能力のある人が国や企業の幹部に登用されるべきなのですが、女性の登用が遅々として進まない現状に、荒療治が必要だという声があることも事実です。当初は戸惑いやトラブルがあるかもしれませんが、ある程度強制力を持って女性の幹部登用を進めていけば、時間の経過とともに自然に収まっていくともいわれています。おそらく、本気で女性の比率を上げるためには、その手しかないのかもしれません。
現在でも、特定の職場では女性の存在が大きな役割を果たしています。例えば、医療や介護、保育といった現場では、女性の活躍なしには語れません。一般企業でも、ようやく女性の経営者や管理者が増えてきたように見受けられます。性差別なしで、能力のある女性がどんどん活躍できる世の中になることが日本の発展にもつながります。
しかし、世の中は不思議な面があって、女性の立場が強くなるのに伴い、男性の弱体化が進むと指摘する人がいます。強い女性を前にして、弱さを感じる男性が増えているそうです。多くの職場にはお局様と陰で呼ばれる強い女性がいるはずです。かつては、煙たい存在として敬遠されることが多かったようですが、最近は、このお局様に魅かれる弱い男性が増えているそうです。弱いものが強いものに魅かれるというのは動物界では自然なことです。どうやら今後、強い女性と弱い男性がますます増え続けることになるかもしれません。